僕が思うにプラモの最大の凄いところは、基本的に、「誰が作っても同じモノが簡易的に出きる」という点だと思います。
個性を重要視する現代において、これはツマラないのかもしれませんが、他プロダクトには無い美点だと思っています。
「同じインプットでも、10人技術者がいれば10通りのモノができる」ような業界で自分が仕事している分だけ、一層凄いと思うのかもしれません。
この前、ガンプラ作ってみたときも、やはり前述の点において「バンダイすげー」と関心しました。
接着剤もいらず、パーツも色分けされていて、60分もあれば余裕で一体素組できます。
どっこい、スケール(車、飛行機、戦車など)モデルは、完全にオッサン相手の商売で、ある程度の技術力を必要とするフシがあるかと思います。
特に最近は、リアリズム追求主義からパーツ数増加に加え、ディティールアップツール(エッジングパーツなど)が標準組込みの傾向で、より難度が上がっているのではと感じます。
塗装や作り方にも色んなマニュアルがあり、半ば「作法」や「しきたり」の思えるような論調で雑誌も取り上げています。
「難しいモノを難しく作る」ということに価値を感じる人もいるかもしれませんが、「難解なもの、難しい事象を、簡単に捉えたり」「簡単なモノ、常識的な事象を、違った視点で捉える」という事も同様に価値はあるでしょう。
なんだか最近スケールモデルは、「誰が作っても同じ」、「簡単に挑戦できる」といった美点からは離れ、一部のマニアのみを対象としてんじゃないの?って思えてしまいます。
スケール業界が、これからもドンドン先細るんじゃないの?って勝手な心配をしています。
でも、恵比寿で発見した「Revell社」のEasy Kitシリーズは、そんなスケール業界において一筋の光と思いました。
アウディTTや、シトロエン クサラが、塗装も、シール貼りも、接着剤もなく、ものの20分で組立て作業だけで完成します。しかも、ラインナップも比較的豊富。
Revellは、ドイツのプラモメーカーです。オヤジ向けキットもありますが、まさしくEasyなキットも作っていて、応援したくなるメーカーです。
やっぱゲルマン魂は、モノづくり業界の中では堅実で先駆的かもしれません。 投稿:クローゼ