はじめに
本文に登場する「チョンムー」は、その器量・知力において、右に出るものはいないことを冒頭に申し上げたい。それだけ私は敬愛していることを皆さんに知ってほしい。
■三代目
昨夜は、マインカイザー(ボス)の三代目襲名披露宴だった。
珍しく三役勢揃い(チョンムー、ウォーレン、私)で、マインカイザーを、お招きし宴となった。
(旗艦「チャットモンチー」は大航海よろしく、柿ピーを求めて南洋遠征中。)
■宴で人は何を食うか?
この三役は、ことごとく意見の対立があるが、チョンムーが珍しく意見を主張。
「鮨」を熱望し、結局のところ銀座で鮨を食うことになった。
しかも、三十路をとうに越しているのに、わざわざ「高級鮨 食べ放題」のプランを設定。
十代以降、初めて触れた「食べ放題」の響きに、懐疑・欺瞞の念を抱きつつ、結局4名で鮨屋に向かった。
■なぜ人は、のれんをくぐるのか?
鮨屋のれんをくぐった、その刹那、俺は実家に電話し「二度と帰れない」旨を伝えた。
「食べ放題」の響きに、自分の「これから」を賭けた。
「鮨、食べ放題できなかったら、この会社を去ろう・・・」鮨屋のカウンターには45歳の俺がいた。
もう、帰らないつもりだった。家にも、会社にも、あのグループにも・・・(悠木風)
とにかく食った。二時間食い続けた。マインカイザー、ウォーレンともに痩せ型体型二人組みだが、食い続けた。
鮨の載っているゲタすらも、大きなガリだと思い込み、食う勢いだった。
■人間の体は水で出来ている
男たちが食らう、その傍らで・・。
十貫も食べずに「お腹いっぱい、もう、食べえない」「・・・(食べえない?)」
チョンムーだった。「食べ放題」を自ら課したチョンムーさんがいた。
酒も頼まず水を頼んでいた。水すら反芻していた。口からシャリが減っていない。でも箸を出す。
「まるで倍々ゲームじゃないか!?」。 どこまでもほっぺが大きくなっていた。
■誰がための宴か?
そのくせ、「何か注文ありますか?」ときくと、「うなぎ!あんきも!アナゴ!あんきも!」とパンチのあるネタ(パンチ鮨)ばかり注文しやがる。
あまりの腹立たしい態度に、カッピカピの乾いたネタを全部食ってもらった。
チョンムーの残り一時間は、涙の塩気で醤油がいらない涙寿司。
■ラグナロック
食い続けたゴールは、4名中3名がリバースDDTを決めるという、大惨事に。
私も、もちろんリバースした。あまり飲んでもいないのに。
結果、思い出深い襲名披露宴となり、チョンムーは「それを狙ってたんだと」ばかりの気炎を吐く。
すなわち、その会を演出したチョンムーが、やはり「智謀の男」だったというチョンムー釈迦。
チョンムーさん、途中、本当にホウセイヤマザキみたいでしたよ!!
食い放題は禁止です。

気焔万丈、鋭反三連星のみなさん、フードファイトお疲れさまでございます。
今度は小生も参戦させてください。馳せ参じます。